M1873の原点であり、また一番美しいと言われるのがこのライフルタイプです。 オクタゴン(八角)の24インチ・テーパー銃身と、アメルカン・ウォールナットを使用した銃床と先台がこの作品の見せ所です。
【仕様】
全長:1,103mm
重量:2.5kg
口径:6mmBB
装弾数:37発
付属品:スペアマガジン
機構:レバー式エアーコッキング
ストック:アメリカンウォールナット木製
価格:¥68,000(税別)
【製造履歴】
2014年5月8日発売
2014年12月9日、第2ロット発売
2019年2月21日、黒色仕様にモデルチェンジで新発売(第3ロット)
2021年1月7日、第4ロット発売
[各部詳細]
銃床は実銃と同じアメリカン・ウォールナットのオイル仕上げです。 カービン、ランダルと互換性がありますが先台はライフル専用です。
キャリアブロックは真鍮色の金メッキです。 真鍮レシーバーのヘンリーライフルやイエローボーイ(M1866)の名残りですね。
リアサイトはライフルサイトの典型的な初期型で、近代でも使用されています。 上下左右調整ができますがエレベーターを落とさないようネジはしっかりと締めてください。
ホップアップ調整はリアサイト前方の穴から付属の六角レンチを入れ行います。 レンチは長いほうを入れるとスクリュー頭穴を探すのが楽です。
44口径のマズル部。照星は銃身のアリ溝に打ち込まれていて左右に移動させることが可能です
テーパードバレルは先台前で2本をつないでいます。 前方がアルミ製、後方が亜鉛合金製で、双方、黒メッキ処理後に色合わせの塗装をしています。
2021年第4ロットより、つなぎ部は先台キャップ内に後退しています。
[給弾]
マガジン先端を左に回してマガジンを抜き出します。 なお、新しいうちはネジが固く、指で回すのに苦労するかもしれません。コイン(1円玉)を溝に入れて回してください。
マガジン構造は、後方給弾部がカービン・マガジンと同じで、前方銃口側が先端部といっしょに回転する金属パイプです。 前方と後方は連動しない構造です。
マガジンに給弾後、BB弾の見える方を真上にして、両サイドの溝がマガジンチューブの凸部(先台内で見えない) に入るようにして差し込み先端部をねじ込みます。慣れるまで面倒かもしれません。
[お知らせ]
ダストカバーはコッキング時にレバーと連動して開きますが、閉じるときは手動です。 なおダストカバーは銃口を上に向けると開き、下に向けると閉じる構造が本来のものですが、 これを嫌う方が多く、そうならないように抵抗となる板バネを入れています。
先に発売したNew・M1873カービンにはこの板バネがありません。 120切手を貼って届け先を記入した返信封筒をKTWに送っていただければ無料でお送りします。 「板バネ希望」のメモも入れてください。